ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2024.06.10 12:31
更新日: 2024.06.10 13:01

ル・マンでの走行がスタート。トヨタGRはテストデー総合3番手&9番手「もう少し改善が必要」と平川亮


ル・マン/WEC | ル・マンでの走行がスタート。トヨタGRはテストデー総合3番手&9番手「もう少し改善が必要」と平川亮

●小林可夢偉(チーム代表兼7号車ドライバー)

「ル・マンに戻り、ふたたびこのコースを走れることができ楽しかったです。ここへ戻ってくるのはいつでも最高です。我々はクルマの適切なバランスを見出すことに専念しました。ここはとくに周回を重ねるごとにコースのコンディションが変わっていくので、良いセットアップを見出すのは簡単ではありませんでした。さらにスピードを増すためにすべきことをまとめ、次の週末へ向けてもっと良くなるよう頑張ります」

●ホセ-マリア・ロペス(7号車ドライバー)

「テスト初日が終わったが、またトヨタGR010ハイブリッドに戻れて本当にうれしいよ。チームメンバーみんなも、クルマもよく知っているので、まるで、ずっと変わらず同じ家に居たような感覚だった。分析すべき大量のデータがあるが、これからの数日、そのすべてのデータを確認するというもっとも重要な作業が待っている。順調なスタートを切ることができ、チームの働きにはとても満足している」

●ニック・デ・フリース(7号車ドライバー)

「僕にとってハイパーカーでのル・マン初走行だったけれど、本当に最高だった! ここル・マンでの自分自身の基準を見出し、リズムをつかむのに数周かかった。それでも、自分の走りには満足している。今日のように、時間が限られ、3人のドライバーでシェアしながら1周の長いコースを走らなくてはならないという状況では、当然ながら走れる時間はそれほど多くない。ハイパーカー間の戦いは非常に接近しているが、次の週末になればそれも明らかになるだろう。今から楽しみだ」

ル・マンでの走行がスタート。トヨタGRはテストデー総合3番手&9番手「もう少し改善が必要」と平川亮
小林可夢偉(右)と7号車トヨタGR010ハイブリッドに乗り込んだホセ-マリア・ロペス(左) 2024年WEC第4戦ル・マン24時間テストデー

●セバスチャン・ブエミ(8号車ドライバー)

「ル・マンに戻ってくるのは、いつだってとても素晴らしい気分だ。今日は天候にも恵まれた。レースウイークを通してそうなるとは限らないが、僕自身はかなりの周回を走ることができた。僕はテスト走行1回目の最初と、2回目の最後に走行したので、路面コンディションが大きく向上したことを確認できたよ。クルマの感触はとても良く、今日の走行には満足している。これから得られたデータを分析し、水曜日までに改善できる点を探っていくことになるね」

●ブレンドン・ハートレー(8号車ドライバー)

「ル・マンに戻って来られて本当にうれしい。毎年、ここに戻ってくると最高の気分で、まるで家に帰ってきたかのようなんだ。今日は大きなトラブルもなく、スムーズな一日で、予定していたプログラムの大半をこなすことができた。何度か赤旗やセーフティカーも出たけれど、それはどのチームにとっても同じことだ。現段階では我々にとって期待の持てる状況だと思う。他のチームがどんなことをしているのかはわからないが、まずは良いスタートを切れた」

●平川亮(8号車ドライバー)

「今日は多くの異なるオプションをテストし、有意義な一日でした。予定されていたプログラムをこなし、これからの数日間は、今日得られたデータの精査とレースウイークへ向けた車両セットアップ改善に専念することになります。これまでのところはすべて順調ですが、ライバルに追いつくにはまだもう少し改善が必要です。レースウイークまでには更なる改善ができるはずです」

●宮田莉朋(テストドライバー)

「ル・マンで初めてトヨタGR010ハイブリッドをドライブしたフィーリングは最高でした。私にとってここル・マンでの初走行でもあり、忘れられない特別な瞬間に今日はなりまし、本当に楽しみました。私自身はトヨタGR010ハイブリッドでは午前中数周したのみで、その後はクール・レーシングのLMP2車両に乗り換えることとなり、忙しい一日でしたが、素晴らしい経験でしたし、多くのことを学ぶことができました。この機会を与えてくれたTGRに心から感謝しています」

ル・マンでの走行がスタート。トヨタGRはテストデー総合3番手&9番手「もう少し改善が必要」と平川亮
2024年WEC第4戦ル・マン24時間テストデー 8号車トヨタGR010ハイブリッド(トヨタ・ガズー・レーシング)


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