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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2018.01.29 06:35
更新日: 2018.01.29 14:23

IMSAデイトナ:キャデラック、歴代最多周回数で2連覇達成。アロンソ13位、NSXがクラス2位

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ル・マン/WEC | IMSAデイトナ:キャデラック、歴代最多周回数で2連覇達成。アロンソ13位、NSXがクラス2位

 FIA GT3で争われるGTデイトナ(GTD)クラスではレース中盤以降、マイケル・シャンク・レーシング(MSR)の86号車NSX GT3とGRT・グラッサー・レーシング・チームの11号車ランボルギーニ・ウラカンGT3、ポール・ミラー・モータースポーツの48号車ランボルギーニ・ウラカンGT3に加えて、メルセデスAMG-チーム・ライリー・モータースポーツの33号車メルセデスAMG GT3による四つ巴の接戦が繰り広げられ、各車がルーティンのピットインを行う度にラップリーダーが入れ替わる展開が12時間以上にわたって続いた。
 
 そんな状態で迎えた最後の1時間、クラストップには11号車ランボルギーニがつけ、その背後に33号車AMGが約1秒差で続いた。その後、両車の差は徐々に詰まっていきチェッカーまで残り20分を切ったタイミングでは1秒以内にまで接近。
 
 しかし、レース残り15分となったところで33号車AMGが燃料補給に入ったため白熱した接近戦は決着。11号車ランボルギーニがそのまま逃げ切りGTDクラストップチェッカーを受けた。
 
 クラス2番手の33号車AMGがピットインしたことで同3番手から順位を上げた86号車NSXがクラス2位でフィニッシュ。同3位には48号車ランボルギーニが入り、33号車AMGはポディウム圏外の4位となった。
 
 MSRの僚友93号車NSXは、レース序盤に行なったギヤボックスの修理時間が響きトップと10ラップ差のクラス11位完走。IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ初参戦となったHART(ホンダ・オブ・アメリカ・レーシング・チーム)の69号車NSXはクラス16位で初完走を果たした。
 
 また、レクサスRC F GT3を走らせる3GTレーシングは、15号車レクサスがトップ10フィニッシュとなるクラス9位、14号車レクサスは同14位でチェッカーを受けている。
 
 IMSAスポーツカー・チャンピオンシップの次戦、第2戦セブリング12時間レースは3月14~17日にフロリダ州のセブリング・インターナショナル・レースウェイ開催される。

GTDクラス2位となった86号車NSX GT3とクラス6位の44号車アウディR8 LMS
GTDクラス2位となった86号車NSX GT3とクラス6位の44号車アウディR8 LMS
GTDクラスウイナーの11号車ランボルギーニ・ウラカンGT3。予選は中段に沈んだものの決勝では好ペースを発揮し勝利を掴んだ。
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2018ロレックス・デイトナ24時間レース決勝結果(PDF)
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2017年からマシンをメルセデスにスイッチしたライリー・モータースポーツ。レース最終盤までトップを争ったが燃料が足りずクラス4位に。
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アンドレア・カルダレッリもドライブした48号車ランボルギーニ・ウラカンGT3がクラス3位を獲得した。
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