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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2018.05.07 12:56
更新日: 2018.05.08 01:50

アキュラ・ペンスキー、IMSA初優勝を1-2で達成。GTDはレクサスRC FがNSXとの接戦制す

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ル・マン/WEC | アキュラ・ペンスキー、IMSA初優勝を1-2で達成。GTDはレクサスRC FがNSXとの接戦制す

 GTル・マン(GTLM)クラスは4番手スタートのポルシェGTチーム、912号車ポルシェ911 RSR(ローレンス・バンスール/アール・バンバー組)が、最後のピットストップで給油量を少なくする戦略をとったBMWチームRLLの25号車BMW M8 GTEの追撃を1.673秒差で振り切り今季初優勝。コルベット・レーシングの3号車シボレー・コルベットC7.Rがクラス3位に入り、3メーカーが表彰台を分け合っている。

 FIA GT3マシンで争われるGTデイトナ(GTD)クラスでは、フロントロウを独占した3GTレーシングの15号車、14号車レクサスRC F GT3がレースの3分の2を支配するも、15号車レクサスはレース終盤にペースが落ち優勝争いから脱落してしまう。

 僚友15号車レクサスに代わってレース折り返しからクラストップに立った14号車レクサス(ドミニク・バウマン/カイル・マルセッリ組)も、直前まで30秒以上あった後続とのギャップが最終スティントには消滅。レース残り30分となったタイミングで、クラス2番手につけるマイケル・シャンク・レーシングの86号車アキュラNSX GT3との一騎打ちとなった。

 14号車レクサスを駆るバウマンと86号車NSXのアルバロ・パレンテによるトップ争いは、ファイナルラップの最終コーナーまで続き、最後はレクサスが0.191秒差でトップフィニッシュ。参戦2年目の3GTレーシングにGTDクラス初優勝をプレゼントした。

 クラス3位はポール・ミラー・レーシングの48号車ランボルギーニ・ウラカンGT3が獲得し、15号車レクサス、マイケル・シャンク・レーシングの93号車アキュラNSX GT3が同4位、5位に続いている。

 IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ第5戦は6月1~2日、デトロイトのベルアイルでインディカーの併催レースとして行われる。同イベントにはPクラスとGTDクラスのみが出走し、レース時間は1時間40分となる。

GTLMクラスを制した912号車ポルシェ911 RSR
3GTレーシングの14号車レクサスRC F GT3
BMWチームRLLの24号車BMW M8 GTE
第4戦ミドオハイオ決勝結果(PDF)


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