「たしかにストレートでは遅くなったが、現時点で必要なレベルのダウンフォースがクルマに備わったと思う。ポルシェカーブでの印象は素晴らしかったし、ロングランでのリヤタイヤの摩耗も理想的といえるものだった」

「これらの変化はダウンフォースが増加した結果によるものだと思うが、増加したドラッグについても考えなければならない。シミュレーションしながらセットアップを続けていくよ」

「ただし、僕たちのマシンのドラッグが極端に大きくなったということはないんだ。それでいて必要なダウンフォースが得られていることから、実は今回のエアロの変更はポジティブな方向に働いているのかもしれないね」

 走行後、このようにマシンの印象を語ったバトンは、決勝レースの結果について「スプリントならトヨタが勝つと断言できるだろう。しかし、ル・マンの結果を予測するのは誰にとっても不可能だ」とコメント。

「僕たちはレースペースでトヨタに挑戦するべきではないが、ノンハイブリッド勢の最上位を争える実力はあると信じている。また、ラップタイムでは(3分)18~19秒台をマークすることを期待しているんだ。これはプライベーターにとってはとても速いラップだ」

 6月3日に行われたテストデーでは、8号車トヨタTS050ハイブリッドを駆るフェルナンド・アロンソが3分19秒066という全体ベストタイムをマーク。これに0.614秒差でレベリオン・レーシングの3号車レベリオンR13・ギブソンが続き、センサートラブルによって走行時間が削られたバトン、ビタリー・ペトロフ、ミカエル・アレシン組の11号車BR1はトップから約2.5秒遅れの総合5番手となっていた。

 13日(水)から始まる練習走行、予選1回目でこのタイム差がどこまで縮まるのか注目したいところだ。

ジェンソン・バトンはビタリー・ペトロフ、ミカエル・アレシンの11号車BR1をシェアする
ジェンソン・バトンはビタリー・ペトロフ、ミカエル・アレシンの11号車BR1をシェアする
ル・マンのホームストレートに並べられたマシン
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