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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2018.10.01 16:06
更新日: 2018.10.01 23:43

SRO、2019年ブランパンGT骨子を発表。スプリント各地域戦が『GTワールドチャレンジ○○』に

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ル・マン/WEC | SRO、2019年ブランパンGT骨子を発表。スプリント各地域戦が『GTワールドチャレンジ○○』に

 2018年にPWCを運営するWCビジョンLLCの筆頭株主となったSROは、同選手権のシリーズフォーマットを改め90分のタイムレースを週末に2度行なうものに変更。同時にレースウイークを欧州で成功を収めている2~3日にするとアナウンスした。

 またこれまでPWC内でGTS、TCとして行われてきた各クラスはGT4アメリカ・スプリント/スプリントX、同イースト/ウエストとTCアメリカTCR、同TC-TCAとして開催されるという。

 ブランパンGTワールドチャレンジ・アジアでは今季まで混走していたGT3クラスとGT4クラスを分割。GT4クラスについてはGT4アジアとしてアマチュアドライバーを対象とする新シリーズが立ち上げられる予定だ。

 この他、SROではブランパンGTシリーズ・エンデュランスカップについても変更を発表した。このなかではプロクラスのエントリーをIGTC、ブランパンGTシリーズ、ブランパンGTワールドチャンレンジのいずれかにフル参戦するメーカーに制限する旨が伝えられたほか、プライベートテストを全面的に禁止する一方で、年5回のシーズン公式テストの実施がアナウンスされている。

プレスカンファレンスに立ったSROのステファン・ラテルCEO

 さらにピット作業のレギュレーションについては、スパ24時間で導入されている5分間のテクニカルピットストップが、来季よりレース中のどのタイミングでも許可されることに。またGTワールドチャレンジでは、安全性を考慮しメカニックが持ち運べるタイヤの本数が1本に制限され、プロ・アマ、アマカップではエンデュランスカップに導入されている最低ピット滞在時間が設定される。なお、プロカップとシルバーカップではこの限りではない。

 最後に、SROはすでに一部シリーズのものが公開されている2019年のシーズンカレンダーを発表した。来季も鈴鹿10時間耐久を含むIGTCや、今季と同じく全10戦で争われるブランパンGTシリーズなど、各シリーズの年間スケジュールは以下のとおりだ。

■インターコンチネンタルGTチャレンジ 2019シーズンカレンダー

Round Date Event Country
1 2月2~3日 リキモリ・バサースト12時間 オーストラリア
2 3月30~31日 カルフォルニア8時間 アメリカ
3 7月27~28日 トタル・スパ24時間 ベルギー
4 8月24~25日 鈴鹿10時間耐久 日本
5 11月2~3日 キャラミ9時間 南アフリカ

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