「(前戦の)富士戦に続いて『本当に終わっちゃいました』というのが正直な感想です。ただ、前回は自分のパートはしっかり戦えてのクラス7位だったので納得していた部分はあったのですが、今回の7位は本当に最後の最後に悔しさ山積みまくりの1戦でした」とチームメイトとともに戦った最後のレースを振りかえる澤。

「練習走行ではウエット路面もドライ路面も、そしてその両方の変わり目の見極めも上出来で、決勝は『自分の想いをしっかりと走りに表現しよう』と意気込みながらスタート後はモニターで戦況を見守ってました」

「(グリフィンが)クラストップに躍り出てチームも盛り上がるなか、少し緊張しましたが、しっかり(自分の仕事を)やりきれる自信はありました。結果論ではありますが、今回の敗因は完全に残り2時間の時点で出たSCラン時にドライバー交代をしなかった点に尽きます。あのタイミングでドライバー交代をしたチームが結局上位5台を占めましたから」

「あそこでクルマをピットに戻して僕に交代し、僕が最低ドライブ時間を消化するゴールまで残り40分の時点で再度マット(・グリフィン)に変わり、その時に一番路面に適したタイヤで戦っていれば、そのまま勝てたか、少なくとも表彰台圏内でゴールできたはず。今年の苦戦のうっ憤を晴らす有終の美を飾る結果になっていたと思うと悔しさ100倍です」

 自身のスティントについては「深溝レインで雨の少ないコースを、浅溝レインで雨の多い暗いコースを走る。僕に与えられた1時間45分は非常に困難なコンディションでした」と澤。

「最後の40分は本当にこれが最後になるかと思うと余計に苦痛で……。クラッシュ車両の破片を前の車両が跳ね上げて、そのパーツを避けるために変えたライン上に他のパーツが落ちていてクルマにヒットさせてしまったり、浅溝レインで豪雨のなかを走っていた時には、バックストレートエンドのブレーキングで前を走るLMPカーに追突しそうになったりと本当にひやひやものの走行でした」

■「チャンスがあれば、またWEC/ル・マンにチャレンジしたい」

WECスーパーシーズン第5戦上海が現体制でのラストレースとなったクリアウォーター・レーシング
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