暫定首位のレベリオンもナトが再アタックを行い、全体ベストとなる1分47秒487を記録してみせる。これにより平均タイムは1分47秒530となり堂々のポールポジション獲得。レベリオンはFP2でエンジンブローに見舞われており、この予選に向けて懸命に修復作業を行ったスタッフの努力に報いた結果となった。

 LMP2クラスではクール・レーシングの42号車オレカ07・ギブソン(ニコラ・ラピエール/アントニン・ボルガ/アレクサンドレ・コニー組)が逆転でクラスポールを奪取。平均タイムは1分49秒910だった。

 今戦から使用タイヤがダンロップからミシュランに変更されているハイクラス・レーシングは山下健太とフィヨルドバッハがアタックを行い、クラス8番手となっている。

 LM-GTE Proクラスはランキング首位でオースティンに乗り込んだ、アストンマーティン・レーシングの95号車アストンマーティン・バンテージAMR(マルコ・ソーレンセン/ニッキー・ティーム組)が2分00秒733という平均タイムでポールポジションを獲得した。
 
 アストンマーティンは3番手にも僚友97号車バンテージAMRが入り、ワン・スリー。クラス2番手には直前のFP2でトップタイムをマークしていたポルシェGTチームの92号車ポルシェ911 RSRがつけている。
 
 GTE Amクラスのポールを奪ったのはチーム・プロジェクト1の56号車ポルシェ911 RSRだ。2番手にはアストンマーティン・レーシングの98号車アストンマーティン・バンテージAMRがつけ、Proクラス最後尾に沈んだコルベット・レーシングの63号車シボレー・コルベットC8.Rを挟んで、デンプシー・プロトン・レーシングの77号車ポルシェ911 RSRがクラス3番手となった。

 石川資章/オリビエ・ベレッタケイ・コッツォリーノ組MRレーシングの70号車フェラーリ488 GTE Evoはクラス9番手から決勝に臨む。
 
 WECの2020年ファーストレースとなる第5戦ローン・スター・ル・マンは23日12時(日本時間24日3時)に、6時間レースのスタートが切られる予定だ。

チーム・プロジェクト1の56号車ポルシェ911 RSR
チーム・プロジェクト1の56号車ポルシェ911 RSR
予選2番手につけた7号車トヨタTS050ハイブリッド
予選2番手につけた7号車トヨタTS050ハイブリッド
クール・レーシングの42号車オレカ07・ギブソン
クール・レーシングの42号車オレカ07・ギブソン
チーム・プロジェクト1の57号車ポルシェは、オースティンとセブリングでウインズカラーをまとう。
チーム・プロジェクト1の57号車ポルシェは、オースティンとセブリングでウインズカラーをまとう。

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