北米のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権を主戦場とするコルベット・レーシングは、2020年シーズンに新型マシン『シボレー・コルベットC8.R』をデビューさせ、同年のル・マン24時間レースに持ち込むはずだった。しかし、新型コロナウイルスの“パンデミック”による影響でLM-GTE Proクラスへのエントリーを撤回することになった。
プラット・アンド・ミラー社が運営するシボレーのワークスチームは先週末、伝統の耐久レースを主催するACOフランス西部自動車クラブに対しコルベットC8.Rを投入しないことを通知。これは同社が2000年から20年に渡って継続してきたル・マン参戦が中断されることを意味する。