エリオ、アレックス、フィリペは素晴らしい仕事をした。

 日曜日の朝、僕は目を覚ますと、アレックスと01号車のケビン・マグヌッセンとのトップをめぐる狂気のバトルを目の当たりにした。アレックスは超人的な技で、彼を押さえ込んでいた。

 次はフィリペだ。風向きが変化し、路温はそれまでの2週間にはないレベルにまで上昇した。

 コースコンディションは非常に難しく、風もあったので、トラックの全域において正確なドライビングが求められた。

 通常、エイペックスを数インチ外すことは些細なミステイクだが、(この状況では)それが大きなミスとなり、マシンはワイドになって、風に流されることもある。精神的な緊張感は、非常に高かった。

 フィリペは彼のスティント全体でトップをキープしたままマシンから降り、僕にバトンタッチした。僕の2回目のスティント中、チームはチェッカーまで走れるかと聞いてきた(※さらに3スティント、約1時間40分の追加ドライブとなる)。

 その時の状況、そして求められる正確さと緊張、01号車、55号車(マツダRT24-P)、48号車(キャデラックDPi-V.R)からのプレッシャーなどを考えると、もう1〜2スティントはいけると思ってたが、いつペースダウンが起こるかについては自信がなかった。

 フィリペはこのトラック(コンディション)を把握しているし、僕の直前に素晴らしい仕事をしていた。彼こそがレースをフィニッシュすべき男だった。

 僕は残り1時間30分のところで、マシンから降りた。そしてフィリペは01号車を押さえ込むための、とてつもない仕事をしてくれた。

夜明けから10号車は、カストロネベス→ロッシ→アルバカーキ→テイラー→アルバカーキとつないでフィニッシュを目指した
夜明けから10号車は、カストロネベス→ロッシ→アルバカーキ→テイラー→アルバカーキとつないでフィニッシュを目指した

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