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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2021.09.14 19:50
更新日: 2021.09.15 18:07

WTRアキュラが再逆転勝利。MSRの2ストップ作戦はふたたび不発に/IMSA第9戦ラグナ・セカ

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ル・マン/WEC | WTRアキュラが再逆転勝利。MSRの2ストップ作戦はふたたび不発に/IMSA第9戦ラグナ・セカ

 ペースを上げられない60号車はその後、31号車と01号車キャデラックにも抜かれ4番手にドロップ。5位となった55号車マツダの前でフィニッシュした。2位争いは最終盤までもつれ、残り2周でランガー・バン・デル・ザンデ駆る01号車がフィリペ・ナッセの31号車にマシン同士を接触させながらオーバーテイクし2位を掴み取った。
 
 LMP2クラスでは、ポールスタートながらレース開始直後に一度順位を落とし、そこから再逆転を果たしたPR1マティアセン・モータースポーツの52号車オレカ07・ギブソン(ベン・キーティング/ミケル・イェンセン組)が優勝。GTDクラスは5番手スタートから徐々に順位を上げ、2度目のピットイン直後に首位に立ったパフ・モータースポーツの9号車ポルシェ911 GT3 R(ザック・ロビション/ローレンス・ファントール組)が逆転勝利を収めている。
 
 GTLMクラスはコルベット・レーシングの3号車シボレー・コルベットC8.Rと僚友4号車のマッチレースに。序盤はポールシッターとなった3号車がチームメイトをリードする状況が続いたが、こちらも2時間目を前に迎えた2度目のピットストップで順位が変動。ピットアウト時に専用レーンを外れるインシデントがあったものの、4号車コルベットが僚友からトップの座を奪い、残りの50分弱のスティントで順位を守ってトップチェッカーを受けた。

 トミー・ミルナー/ニック・タンディ組の優勝は、ノンタイトル戦となったことからGT3仕様のABSを装着して戦ったことが明かされた第3戦デトロイトを除けば、今戦が今シーズン初めてだ。ウェザーテック・レーシングの79号車のポルシェ911 RSR-19はクラス3位でフィニッシュした。
 
 IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の次戦第10戦はNTTインディカー・シリーズとの併催レースとして、ロングビーチで10月24~25日に開催される。

マイヤー・シャンク・レーシングの60号車アキュラARX-05
マイヤー・シャンク・レーシングの60号車アキュラARX-05
2位を争いを展開した31号車キャデラックDPi-V.R(手前)と01号車キャデラックDPi-V.R(奥)
2位を争いを展開した31号車キャデラックDPi-V.R(手前)と01号車キャデラックDPi-V.R(奥)
マツダ・モータースポーツの55号車マツダRT24-P
マツダ・モータースポーツの55号車マツダRT24-P
52号車オレカ07・ギブソン(手前)と9号車ポルシェ911 GT3 R
52号車オレカ07・ギブソン(手前)と9号車ポルシェ911 GT3 R
2021年IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第9戦ラグナ・セカ スタートシーン(GTLM&GTDクラス)
2021年IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第9戦ラグナ・セカのスタートシーン(GTLM&GTDクラス)
4号車シボレー・コルベットC8.Rのトミー・ミルナー(右)と今季新加入のニック・タンディ(左)
4号車シボレー・コルベットC8.Rのトミー・ミルナー(左)と今季新加入のニック・タンディ(右)
コルベット・レーシングの4号車シボレー・コルベットC8.R
コルベット・レーシングの4号車シボレー・コルベットC8.R


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