「この決定は順位を大きく変える可能性があり、それによってフェラーリとAFコルセ、アレッサンドロ(・ピエール・グイディ)、そして僕の1シーズン分の努力が水の泡になってしまうのは残念だ」と語ったカラド。
「レースが始まる前に言ったように、(GTEプロクラスの)3位は今日僕たちが目指すことのできる最高のリザルトだった。対してポルシェは、リスクを冒したり、ポテンシャル最大限に活用する必要もなくレースをすることができた」
「僕たちは、少なくともモンツァのBoPを復活させてほしいと願っている。モンツァでは互角の戦いが繰り広げられ、観客にとっても見応えのあるレースが展開された。だけど、今日のレースではそうならなかった」
FIAとACOは、2018/19年“スーパーシーズン”で導入されて以来、自動システムの外側で行われた2回目の調整であるフェラーリへのBoPの変更の理由について、具体的なコメントを拒否している。
ピエール・グイディは、「僕たちがライバルと対等に戦える立場に置かれていなかったことを残念に思う」と付け加えた。
「僕たちはすべてのレースでベストを尽くし、つねにクルマのポテンシャルを引き出してきた」
「(このような問題が)我々を悩ませるために戻ってくるべきではないと思う。それがこのスポーツのためになるとは思えないしね」
