FIA国際自動車連盟は、ロシア人ドライバーによる国際選手権への出場資格を認めるが、その条件としてレースを「中立的な立場」で行い、ロシア国旗の使用を禁じることを決定した。
3月2日に開催されたWMSC世界モータースポーツ評議会の緊急会合で承認されたこの決定により、WEC世界耐久選手権などのスポーツカーレースで活躍するロマン・ルシノフや元F1ドライバーのダニール・クビアト、GTワールドチャレンジ・ヨーロッパなどに参戦しているティムール・ボクスラフスキーら、ロシア人ドライバーが“FIAフラッグ”の下でレースに参加することが可能となった。