ル・マン24時間レースの主催者であるACOフランス西部自動車クラブは先週、WEC世界耐久選手権のタイヤサプライヤーであるミシュランとグッドイヤーと協議した結果、来月に行われる100周年記念大会ではタイヤの予熱を許可すると発表した。1戦限りではあるが、今季から使用が禁止されたタイヤウォーマーの復活することについて、シリーズに参戦中のドライバーやメーカー関係者が反応を示している。

 内燃機関を用いてタイヤを予熱するウォーマーの禁止令はサステナビリティー(持続可能性)の観点から導入されたものだが、特にハイパーカーでは、冷えたタイヤで走り始めることの影響に懐疑的であり、スパ・フランコルシャン6時間レースでの事故を受けてドライバーの安全性に懸念を示す声もあった。

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