6月10日にスタートした、2023年WEC世界耐久選手権第4戦ル・マン24時間レース決勝。夜に入って小林可夢偉がドライブするトヨタ7号車GR010ハイブリッドが不運なクラッシュからリタイアした。

 トヨタGAZOO Racing・ヨーロッパ(TGR-E)広報から発表された可夢偉のコメントとともに、このアクシデントが起きた“背景”を確認してみよう。

■「勝負どころにいく前に、ゲームが終わってしまった」

 カギとなるのは、当時レースコントロールにより導入されていた『スローゾーン』だ。

本日のレースクイーン

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2025年 / スーパー耐久
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