「前半戦で2勝できて、新型のポテンシャルみたいなのも証明できていたと思います。ただ、真っ向勝負して勝ったレースがないので、しっかり勝負していたらどうなっていたかわからないですね」
「(チャンピオンシップの)ポイント差としては3ポイントくらいしかないので、まだ5レースあるし、心配はしていないです。最初の3戦で差を広げたので、そのままいきたかった気持ちはありますが、そこはまた(気持ちを)切り替えていきます。1戦1戦勝てばチャンピオンが獲れると思うので、優勝だけを目指していきたいですね」
一方、不本意な成績に沈んだディフェンディングチャンピオン、中須賀は後半戦に向けていい形で前半戦を締めくくることができたと語る。
「調子は悪くないです。ただ、タイヤが16.5インチから17インチになったことが、16.5インチで造り込んできたバイクと、僕自身のライディングスタイルに合わなかったのだと思います」
「でも、第4戦もてぎから少し仕様変更をして、それがオートポリスでの結果に結びついた。これは後半戦につながるいいレースだったんじゃないかなと思います」
「今年はチャンピオン争いとしては非常に厳しくなりましたが、まだまだ諦めていません。1戦1戦勝ちにこだわってやっていきたいです」
ヨシムラの津田、カワサキの渡辺、ホンダの高橋の三つどもえに、ヤマハの中須賀がどう食い込んでいくか。後半戦の序章となる全日本第6戦ツインリンクもてぎ2&4から目が離せない。