今回のレースは燃費に余裕があったこともあり、ピットストップのタイミングはドライバーによって大きく異なりました。全般的には、後方グリッドからスタートしたドライバーは早めにピットストップを行って集団から離れたポジションで走行することでペースアップを図る一方、上位グループはなるべくピットストップをレース後半まで引き延ばす作戦を選択しました。
Honda勢では、#34 小暮選手が7周目と一番早いタイミングでピットストップを行いました。次周には#41 カーティケヤン選手と#65 バゲット選手がピットイン。そして#11 伊沢選手は10周目にピットストップを行いました。
ライバル陣営のドライバーが反則スタートでドライブスルーペナルティを受けたことで6番手に浮上していた#16 山本選手は、トップを走るドライバーとそん色のない好タイムを立て続けに記録していましたが、前を行くドライバーを追い越すまでには至らず、序盤戦は駆け引きを続けながら周回を重ねていきました。
