次戦は10月17、18日に、スポーツランドSUGOで開催されます。

佐伯昌浩|「HR-414E」開発責任者
「山本選手はスタートが完ぺきに決まって順位を上げた一方、塚越選手はホイールスピンを起こして逆に順位を落としてしまったようです。また、野尻選手もスタートで出遅れているので、各選手が安定したスタートを切るのに役立つことがあれば、引き続きHondaとしてもサポートしていく考えです。また、今回は予選で上位に食い込めなかったことも、苦戦を強いられる理由の1つとなりました。こちらも、チームと一緒になってその改善にあたるつもりです。次戦のSUGOでもこの2点の改善に注力することで上位入賞を目指します」

山本尚貴選手(7位 #16 TEAM 無限)
「スタートをうまく決めることができ、混戦の中をうまくくぐり抜けることができたので、序盤でポジションを3つ上げられました。その後もここ2、3レースの中でもっともいいペースで走れており、ピット戦略もよかったです。そこまでは順調だったのですが、前のライバルを何としても抜きたいと思ってプッシュした結果、フロントタイヤをロックさせてしまい、ポジションを2つ落としてしまいました。結果論になりますが、しっかりとポジションをキープすることも今の僕たちには非常に大切だったかと思います。次戦のSUGOは昨年ポールポジションを獲った場所でもあるので、期待はしています。ただ、昨年のセットがそのまま通用するとは思っていないので、昨年のデータと今年のここまでのデータをすり合わせ、よいと思うセットを持ち込んで勝負したいと思います」

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