フリー走行専用スーパーライセンスとは

 これの取得により、将来を期待される若いドライバーは、通常のF1スーパーライセンスの条件を満たすことなく金曜フリー走行に参加することができる。

 認定に関しては、まず第一にFIA国際A級ライセンスと、申請時に有効な運転免許証が必要となる(マックス・フェルスタッペンはF1デビュー時に後者を保持していなかった)。またデビュー戦となるF1レース週末に、18歳になっている必要がある(これについても、かつてのフェルスタッペンは当てはまらない)。

 初申請の際には、ドライバーはインターナショナル・スポーティング・コードとF1スポーティング・レギュレーションの重要項目に関する質疑応答をパスしなければならない。またFIAは、ドライバーがシングルシーターで一貫して能力を発揮しているか否かを判断する。チーム側は、ドライバーがF1マシンを安定したレーシングスピードで、少なくとも300km走行していることを証明しなければならない。

 取得後は12カ月の間、暫定的なライセンスが発行される。暫定的なものであるため、いつでも妥当性が再検討される可能性がある。

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