メルセデスAMGのルイス・ハミルトンもパワーの問題を訴えたが、こちらは単にデプロイメントの配分の問題で、どこで回生を効かせるかという設定を変えることで対応が可能だった。
ハミルトン(以下、HAM)「パワーに問題がある」
メルセデス(以下、MGP)「了解、チェックする。データ上は何も問題ないよ」
HAM「ターン7だ」
MGP「了解」
HAM「まだパワーに問題があるよ」
MGP「分かっているが、それはキャリブレーションの変更が必要だ」
予選Q1では2回目のアタックに出たフェルナンド・アロンソが「ノーパワー」を訴えたが、こちらは制御システムの問題。走行しながらリセットをかけることで問題は解決できた。
アロンソ(以下、ALO)「ノーパワーだ。ターボがなくなったみたいだ」
マクラーレン(以下、MCL)「OK、走り続けてくれ。ディフォルトX05を実行してくれ。OK、解決したと思う」