レースは48周目に再開。持てるパワーを最大限に使いたいと訴えるルクレールに対して、チームはマシンをフィニッシュまで持ち帰ることが優先だと伝えルクレールもこれを了承した。

 ガスリーはフロントウイングに大きなダメージを負ってペースが上がらないマグヌッセンを抜いて8番手に浮上。ライコネンもペースが伸びず、ヒュルケンベルグが9番手、マグヌッセンとジョビナッツィが10番手を争う。

 クビアトは50周目にライコネンのインに飛び込むが接触し、ライコネンの左フロントが壊れてストップ。またしてもセーフティカー導入となった。
 レースは52周目に再開。上位勢はポジションを守ってクリーンにリスタートするが、マグヌッセンはやはりペースが振るわずグロージャン、サインツ、リカルドが先行していく。

 レースをリードするベッテルは55周目に1分44秒943のファステストラップを記録。57周目にさらにタイムを短縮するが、これをクビアト、そして58周目にはボッタスが1分43秒534で塗り替える。しかしピットインして新品ソフトでアタックしたマグヌッセンが1分42秒301でさらにこれを塗り替えたことで、入賞が条件のファステストポイントを獲るものは現われず。

2019年F1第15戦シンガポールGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2019年F1第15戦シンガポールGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

 結局ベッテルはリードを保ったまま61周を走り切り、今季初優勝を挙げた。昨年のベルギーGP以来、1年1カ月ぶりの優勝となる。2位ルクレール、3位フェルスタッペンというトップ3。ハミルトンは4位、ボッタスは5位となり、アルボンが6位。以下は7位ノリス、8位ガスリー、9位ヒュルケンベルグ、10位ジョビナッツィという結果になった。

2019年F1第15戦シンガポールGP 優勝はセバスチャン・ベッテル、2位シャルル・ルクレール、3位マックス・フェルスタッペン
2019年F1第15戦シンガポールGP 優勝はセバスチャン・ベッテル、2位シャルル・ルクレール、3位マックス・フェルスタッペン

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