■スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ
シャルル・ルクレール 予選=2番手
今週末はライバルたちが手ごわいだろうと予想していた。FP3を終えた段階で、僕らにもポールを狙える可能性があると思った。でも彼らは予選ですべてをうまくまとめ上げてきて、そうなると速すぎて手が届かなかった。
Q3最初のアタックラップでは自分でも満足のいく走りができたが、それでもマックス(・フェルスタッペン)からはコンマ1秒遅れていた。だから最後のアタックに向けてセッティングを変えてみた。そうしたら、残念ながら最終セクターを中心にアンダーステアが出るようになって、タイムを失ってしまった。
予選を2位で終えたにもかかわらず、ポールからスタートするというのは不思議なシチュエーションだね。けれども僕らのアプローチは変わらない。スタート後にリードを保つことが非常に重要になる。ターン3をトップで通過した者が大きなアドバンテージを得ることになる。なぜならここでは誰にとっても冷却が大きな問題であり、後ろを走るマシンが不利になるからだ。
ターン1までのストレートはとても長いので、僕らの持つストレートラインスピードをうまく生かす必要がある。全力を尽くして戦うよ。明日はエキサイティングなレースになるといいね。