“ピンク・メルセデス”や“トレーシング・ポイント”などと揶揄されるほど昨年型のメルセデスF1にうりふたつのレーシングポイントF1。その速さが本物ならば、今シーズンの台風の目となりそうだ。
トロロッソF1改め、新星アルファタウリF1が誕生。昨シーズン、2度の表彰台を獲得したチームは、どこまで上位グループに肉薄することができるか?
2年目の若きマクラーレンF1コンビ、カルロス・サインツJr.とランド・ノリスは準備万全。混戦の中団グループから頭ひとつ抜け出すことができるだろうか。
ハースF1で5シーズン目を迎えるロマン・グロージャンも、開幕の地メルボルンへ。
トレードマークの長髪をバッサリと切り落とし、気合を入れて新シーズンに臨むアントニオ・ジョビナッツィ。昨年はシーズン中盤から成績が上昇し、予選でライコネンを上まわることも多くなった。アルファロメオF1での2年目となる今季はさらなる飛躍が期待される。
フェラーリと2024年までの長期契約をを結び、マラネロの期待を背負うシャルル・ルクレール。プレシーズンテストではマシンのスピードに若干の不安が残ったが、若きエースの活躍に期待したい。
チームメイトのルクレールがチームと長期契約を結んだことにより、正念場に立たされたセバスチャン・ベッテル。このまま引退に追い込まれてしまうのか、チャンピオンの意地を見せ再びフロントランナーに返り咲けるのか、注目のシーズンとなる。