「TAGおよびマムタラカト社の代表、マクラーレンの主要株主が私にガーデニング休暇を取らせる決断を強行したことを残念に思う。残りのマネジメントチームは彼らの行動によってもたらされるかもしれないビジネス上の結果に強い警告を発していた」とデニスは語った。
「彼らが述べる根拠は完全に誤ったものだ。私のマネジメントスタイルは以前と全く変わっておらず、これこそがマクラーレンを20のF1世界選手権制覇および年間8億5000万ポンドのビジネスを生む自動車およびテクノロジーグループに成長させたのだ」
「最終的にこのプロセスを通して、TAGもマムタラカト社も、マクラーレンおよびその真の成長の可能性に関する私のビジョンを共有していないことが、私には明らかになった」
「しかし私が何よりも懸念しているのは、私が築いたビジネスと3500人の従業員のことだ。私はマクラーレンの利益と価値を守り、将来を築くため、今後も2社における多数の株式保有と両役員会のメンバーとしての立場を利用していく」
「さらに、マクラーレンとの契約期間が終了した後、新たなテクノロジー投資ファンドを立ち上げる予定である」
「この数年に私に提示されながら実現できなかった多数の商業的機会を追求し、同時に現在のビジネスへも貢献するため、私の専門知識、資産、さらに対外投資を活用する」
デニスはマクラーレンのトップチームとしての地位を固め、加入以来7回のコンストラクターズタイトル、10回のドライバーズタイトルの獲得を成し遂げてきた。しかしチームは2008年のルイス・ハミルトンのドライバーズタイトル以来、チャンピオンの座から遠ざかっている。
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