メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ウォルフは、予選で赤旗の原因を作ったドライバーの最速ラップを抹消するルールをF1に採用することを支持しており、そうしたレギュレーションによってクラッシュが意図的であったか否かについての憶測を止めることができるだろうとしている。
シャルル・ルクレール(フェラーリ)はホームレースとなった第5戦モナコGPの予選Q3で最速タイムを記録したが、セッション終盤にプールサイドシケイン出口でクラッシュした。このインシデントによってQ3終了まで1分に満たない時点で赤旗が出され、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、カルロス・サインツJr.(フェラーリ)、バルテリ・ボッタス(メルセデス)の3人は、ルクレールのポールポジションに挑むことができなくなった。