レース後には、シーズン初の表彰台を飾った3人の喜びが眩しく、彼らを称えるチームのお祭り騒ぎも微笑ましい、美しいシーンが繰り広げられた。いつもとは違う顔ぶれだからか、次々に3人の元に足を運ぶライバルたちも清々しい。喜びと祝福のタッチ、ハグ……。

 それは、いつもとは違う顔ぶれだったから──だけだろうか。ドライバーたちに“カオスを脱出した安堵と達成感”を感じたファンも数多いはずだ。20人しかいない仲間のなかで、ふたりが意味不明の大クラッシュに見舞われたのだから。

 いくつもの問題が提起されるべきグランプリだった。

本日のレースクイーン

Queenaくいーな
2025年 / スーパー耐久
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