■マクラーレンF1チーム
ランド・ノリス 決勝=2位

2021年F1第14戦イタリアGP ダニエル・リカルド(マクラーレン)が優勝。2位ランド・ノリスとCEOザク・ブラウン
2021年F1第14戦イタリアGP ダニエル・リカルド(マクラーレン)が優勝。2位ランド・ノリスとCEOザク・ブラウン

 もちろん、チーム全員にとってうれしいことだよ。すごくクールな瞬間だ。今週末は初めから素晴らしい仕事をしてきた。プラクティス、予選をうまくやり、土曜(のスプリント予選)にソフトタイヤを使うという決断を下したこと、そういったすべてが今日につながった。僕たちはラッキーだったんじゃない。速さがあったから、望んでいたポジションを走れた。オーバーテイクも防御も、やらなければならないことがたっぷりあった。

 最高のリザルトだ。皆のことを考えるとすごくうれしいよ。僕たちにとって11年ぶりの1-2なんだからね。僕はまた表彰台、ダニエルは優勝を獲得した。何より大事なのは、1-2を達成したことだ。世界で一番クールな組み合わせだよ。皆、本当におめでとう。皆はこの結果にふさわしい仕事をしたんだ。

■マクラーレンF1チーム
ダニエル・リカルド 決勝=1位

2021年F1第14戦イタリアGP ダニエル・リカルド(マクラーレン)が優勝
2021年F1第14戦イタリアGP ダニエル・リカルド(マクラーレン)が優勝

 とても重要な勝利だ。このところ、人生における幸せをこのスポーツ中心に考えないようにしてきた。3年半勝っていなかったんだ。自分の幸せイコール優勝と考えていたら、かなり惨めな思いをして過ごさなければならなかっただろう。

 でも、心のなかでは信じる気持ちを決して失っていなかった。一歩下がって考える必要があったのだと思う。8月に休みを取ったことが今週末、このポジションにたどりつくことに役立った。

 どういう言葉で表現すればいいのか分からないが、安心がもたらされたというのかな。もちろん、自分を信じている。F1でここまで来るには自分を信じる気持ちが必要だ。

 でも今年は困難に直面していた。F1は難しいスポーツだ。白か黒というようにはっきりしない部分があり、答えを見つけるのに苦労することがある。そんなときでも、自分の道を信じなければならない。そうでなければ道に迷ってしまうからね。心の底では、フラストレーションを感じたり、うなだれてしまう瞬間もあった。でも、そういう時間を長引かせないように心がけてきた。

 このスポーツへの愛情が冷めるような時もある。それでもすぐに、自分がどれだけF1を愛しているか、どれだけF1を求めているかに気付かされるんだ。

2021年F1第14戦イタリアGP ダニエル・リカルドとランド・ノリスのワンツーを祝うマクラーレンチーム
2021年F1第14戦イタリアGP ダニエル・リカルドとランド・ノリスのワンツーを祝うマクラーレンチーム

本日のレースクイーン

伊達望だてのぞみ
2025年 / スーパー耐久
クイーンズエンジェルス
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円