メルセデスF1のチーム代表トト・ウォルフは、現在パワーユニット(PU)に問題を抱えていると明かし、これを解決し、2021年シーズンをどう戦っていくかを検討していると述べた。第15戦ロシアGPでは、バルテリ・ボッタスのパワーユニットに問題が見つかり、新たなエレメントを導入しなければならなかった。
ボッタスは、第14戦イタリアGPでパワーユニット交換を行い、グリッド降格ペナルティを受けた。しかし次のロシアGPの決勝を前に、さらにパワーユニットのエレメント(ICE、ターボチャージャー、MGU-H、エキゾーストシステム)を入れ、このうちICE、ターボチャージャー、MGU-Hはシーズン5基目で、使用できる制限数を超えているため、15グリッドの降格ペナルティを受けた。