■マクラーレンF1チーム
ランド・ノリス 予選=8番手
今日の結果には完全には満足していない。理由はふたつあって、ひとつ目はもっといいラップを刻むことがきただろうこと、ふたつ目はフェラーリの後ろになってしまったことだ。これは今日望んでいたことではないし、明日挽回したいと思う。
僕たちはミディアムタイヤでスタートするけど、フェラーリの一台(カルロス・サインツ)はソフトだ。だからアドバンテージがあると思うし彼らの前でフィニッシュできるかもしれない。今夜作戦を練って、明日どんな展開になっても対応できるようにしておくよ。
■マクラーレンF1チーム
ダニエル・リカルド 予選=7番手
Q3でのランは2回ともカルロス(・サインツ)のタイムとかなり接近していた。トラックのきれいな側のグリッドを得られて喜んでいたら、ボッタスがペナルティを受けていたことを思い出したよ。マシンの感触はQ1が一番よくて、その後セッションが進むごとに少しずつ難しくなっていった。予選が進むとともにトラックが改善していったとは思わない。だから、だんだんトラックに苦戦していく感じだった。
最後のアタックは悪くなかった。このコンディションで完璧なラップを刻むのは難しいと考えると、十分にクリーンなラップだった。コンマ2、3秒もあれより速く走ることは難しかったと思う。差が小さいから、サインツの前に行けたと思うかもしれないけど、僕はシャルル(・ルクレール)まで手が届いたとは思えない。明らかにフェラーリとの戦いだ。今日は負けてしまったけど、サインツはソフトでスタートするから明日やり返せるといいね。
■スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ
カルロス・サインツ 予選=6番手
全体的にはいい結果で、週末を通してマシンに自信を持てていた。Q3での2ラップは安定していたし、いい走りができたから満足している。唯一の難点は上位8人で僕だけがソフトタイヤでスタートすることだ。Q2では、路面がよくなって最初にソフトで出したタイムを更新できるだろうと思っていたんだけど、2回目のランに入る頃には風が強くなって路面の状態も悪化し、みんながタイムを上げるのに苦労していた。
このことは後で調査するとして、今はどうすれば明日戦略をできる限り機能させられるかということに集中している。ペースもマシンのフィーリングもいいし、アグレッシブにいかなければいけないこともわかっている。明日すべてがどう展開するか見てみよう。