■オラクル・レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 予選=3番手
ストリートサーキットでは、常に多くのリスクを冒し、マシンを限界ぎりぎりまでプッシュする。そうするためにはマシンバランスに満足できる状態でなければならないが、今日の僕はそうではなかった。
ここでは良いバランスを見つけ出すことに苦労し、そのためにラップへのアプローチの仕方に一貫性が欠けていた。これからたくさんのことに取り組む必要がある。
ここはターン1までの距離がとても短いけれど、長いレースになる。何ができるか見ていくよ。
フェラーリはとても速いラップを走っていたし、ペースが良さそうだ。彼らにしっかりプレッシャーをかけていきたい。
バクーの過去のレースを振り返ると、たくさんのことが起こり得ることが分かる。冷静さを保ち、良いレースをすることに集中していく必要がある。
(自身の公式サイトで語り)悪くはない結果だが、もちろんとても良いというわけではない。小さなミスをいくつかしたので、理想的な走りではなかった。今週末は良いバランスを見つけることに苦労している。予選でも同じで、Q3ではあまりうまくいかなかった。1周を走るなかでフロントからリヤの良いバランスを見つけることがなかなかできずにいるんだ。そのために、ブレーキングやステアリングに関して、一貫した形で1周を走るのが難しい。そうすると良いラップを決めることが困難になるんだ。それでも3番手だし、レースではバランスが通常どおりに感じられることを期待している。
予選では(フェラーリに)大きな差をつけられた。彼らはペースを向上させてきたんだ。でもレースでは少し近づけることに期待している。1ラップでは僕たちは少し速さが足りないようだが、ロングランではこのマシンは力を発揮するはずだ。2台が2番手と3番手に並んでいることで、チャンスがあると思う。ペースが良くて、彼らにプレッシャーをかけることができるなら、追い抜くことができるかもしれない。
■オラクル・レッドブル・レーシング
セルジオ・ペレス 予選=2番手
タイムを更新するために、ラップタイムを必死に追いかけ、時には限界ぎりぎりまで攻めた。でも残念ながらチャンスを最大限に生かすことはできなかった。
Q3でマシンに給油する際に小さな問題が起こり、最後のアタックラップに出て行く際に、順序が狂ってしまった。ただ、フェラーリとの差を縮めるためにあと0.3秒見つけるというのは難しかったと思う。
それでもフロントロウにつけることができたのはよかった。レースは長く、何が起きてもおかしくない。特にこのサーキットでは何が起こるか分からないんだ。フェラーリ2台の間に、僕たち2台が入りこむことができたので、それは良かったよ。
明日はチーム一丸となって、フェラーリに挑んでいく。ワンツーを取れたら理想的だね。彼らを激しくプッシュしていくよ。
(予選後記者会見で語り)理想的な予選ではなかった。(問題が起きたことで)単独で走らなければならなかった。ここでは(トウは)とても強力なんだ。ポールを獲るのに十分だったかどうかは分からないが、コンマ数秒を失ったのは確かだ。でもシャルルが素晴らしいラップを走ったことは間違いないよ。
