2022年、F1技術レギュレーションが一新されるにあたり、各チームの序列がリセットされ、新たな戦いが見られることが期待された。結果的にトップグループではレッドブルが独走し、フェラーリとメルセデスは大差で敗れることになった。なぜ彼らは大敗したのか。また、中団以下のチームは、なぜ上位争いに挑むチャンスをつかめなかったのか。その背景を、F1ジャーナリスト、サム・コリンズ氏が分析した(全3回)。「第1回フェラーリ:過去最大級のパワートレインの飛躍とリスク」 、「第2回メルセデス:テスト制限が大きな足枷に “信頼性が高すぎる”PUは深刻な懸念材料」 に続く今回は、コンストラクターズ選手権4位以下のチームに焦点を当てた。
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【2022 F1新時代元年の敗者の理由(3)】トップクラスの直線スピードを生かせなかったアルファタウリ、脆すぎたアルピーヌ
