「マシンからの観点では(レギュレーションが)安定していることが重要なので、大幅な変更が加わることはない」

 ブラウンはオーバーテイクについての詳しい調査を行えば、DRS(ドラッグ抑制システム)も不要になると言う。

「レースでのオーバーテイクに関する課題のすべてを調査する。たとえば、先行するマシンをどう追っていくのか、どう互いをオーバーテイクしているかなどだ。DRSのようなものによって強化するのではなく、普通のやり方で追い抜く方が好ましいと思う」

「しかし、当時はDRSが問題の解決策だったのだ。急いで取り除こうとしているわけではないが、私はマシンのデザイン面で長期的な解決策になり得るものを望んでいるので、必要ないと考えている」

 新たな役割のなかで、どういった変更を加えていくつもりかとの問いに、ブラウンは次のように答えた。

「レギュレーションに沿った手段で行っていきたい。我々が携わっていくことになる未来では、目的は非常に明確になっているべきだ。レギュレーションを変えるとしたら、その目的はなんだ? 目的を確実に達成できるような手段を確立していく。FOMのなかで、こういったものを評価するための、独自の地位を築くつもりだ」

「少人数のエンジニアのグループが、目的の達成を助けるためにチームと協力して取り組んでいく。レギュレーションの後ろ盾になるような、良いプロセスを作り上げたい」

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