フェラーリのグローバル・エンデュランス部門の責任者であるアントネッロ・コレッタは、WEC世界耐久選手権第3戦スパ・フランコルシャンのレース後において却下された抗議に対し、イタリアのブランドが控訴したことを明らかにした。
5月11日(土)にベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットで開催された6時間レースでは、アール・バンバーがドライブする2号車キャデラックVシリーズ.R(キャデラック・レーシング)とショーン・ゲラエル駆るBMW M4 GT3(チームWRT)がケメル・ストレートが衝突。この事故の直後から両マシンやデブリの回収、ガードレールの補修などによってレースが2時間近く中断されたことを受け、FIA国際自動車連盟はレース時間を延長するという前代未聞の決定を下した。