プジョー・スポールの技術責任者であるオリビエ・ジャンソニは、7月14日(日)にブラジルのインテルラゴスで開催された、WEC世界耐久選手権第5戦で改良型プジョー9X8が8位入賞を果たしたことを軽視した。同氏はこの結果がペースの根本的な改善ではなく、タイヤを「賢く」扱ったおかげだと考えている。

 ジャン-エリック・ベルニュ、ニコ・ミューラー、ミケル・イェンセンの3名がドライブする93号車プジョー9X8(プジョー・トタルエナジーズ)は、先週末にインテルラゴスで行われた『サンパウロ6時間』の予選で17番手と低迷したが、決勝レースではこれに比べてはるかに良いリザルトを残し、フランスのメーカーが今年4月のイモラで改良型9X8を投入して以来、最高の成績を収めた。

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