コレスの説明によると、直線テストの画像は実際には新しいエアロを装着したトラックデー・バージョンのクルマであり、改良された競技車両はまだ走っていないという。

「WECのクルマは、トラックデーのクルマとは少し見た目が異なる」と彼は付け加えた。「これまでのところ、私たちはWEC車両のコンポーネントでエアロテストを行っただけだ」

 同氏は続けて、ヴァンダーベル680をオーバーホールするという決定は、昨年末に明らかになったように従来のギブソン・エンジンから、グリッケンハウス007 LMHに搭載されていたものと同じ3.5リッターのピポ・モチュール製ツインターボV8エンジンに載せ替えたことに由来すると説明した。

 コレスは、「95%新しい」と表現した改訂版のクルマがWECへのエントリーが認められれば、競争力を発揮できると確信していると語った。

「もともとは、2023年シーズンに出力が60kW(約81PS)足りなかったので、エンジンをギブソンからピポ・モチュールに変更するだけの予定だった」とコレスは説明した。

「しかしその後、私たちは車を完全にオーバーホールすることを決めた。そのため基本的にエアロ的にもメカニカルにもまったく新しいクルマになった。新しいブレーキ、新しいサスペンション、新しいステアリングに、ギアボックスとベルハウジングも変更されている」

「また、エンジンの変更にともない自然吸気(NA)エンジンと比べて熱を放出する方法が変わるため、完全に新しい冷却システムが必要になった。モノコックは同じだがマウントポイントが異なる。95%新車のようなものだ」

「我々の意見では、2023年参戦時のシャシーは優れていたが、パワーが60kW足りないとなると問題だ。しかし最新の改造でさらに良くなっている」

 ヴァンウォールは前出のボーティエだけでなく、昨年のWECでチームのためにドライブしたエステバン・グエリエリとジョアオ・パオロ・デ・オリベイラと継続的な関係を持っているとコレスは説明した。また彼は、別のベテラン耐久レーシングドライバーとマネジメントの仕事を始めたが、その正体は明かされていない。

本日のレースクイーン

弓川いち華ゆみかわいちか
2026年 / スーパーGT
Pacific Fairies
  • auto sport ch by autosport web

    20歳でスーパーGTの最高峰に挑む“新人”小林利徠斗に迫った『FORMATION LAP』2026年第1弾が6月5日に公開

    ふつうとちょっとズレてる──20歳で最高峰に挑む新人ドライバー【FORMATION LAP Produced by auto sport】2026 Episode 1

  • auto sport

    auto sport 2026年8月号 No.1622

    [特集]│多│角│検│証│
    なぜ、日本人はF1で勝てないのか?
    いつか夢を実現するために過去から学ぶ

  • asweb shop

    掘り出し物満載の特別企画『モデルカー祭り!』がautosport web shopで開催中。6月25日まで

    レア物や特別価格商品が満載!
    6月25日まで