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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2019.09.01 08:50
更新日: 2019.09.01 13:02

グッドイヤー、2019/20年のWEC&ル・マン復帰に向け1万2000kmに及ぶテストを実施

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ル・マン/WEC | グッドイヤー、2019/20年のWEC&ル・マン復帰に向け1万2000kmに及ぶテストを実施

 英国における夏場のレースは、ウエット性能がその鍵を握る傾向があります。グッドイヤーのLMP2クラス向けウエットタイヤは、高速で排水させるため、ショルダー部分に湾曲した溝を配置した、まったく新しいトレッドパターンを特徴とするのと同時に、大きなコーナーリング荷重下で安定性とグリップを維持するため、大きく、連続したセンターリブを採用しています。このデザインは、グッドイヤーの最新ウルトラハイパフォーマンスタイヤ、Eagle F1 SuperSportからヒントを得たものです。

 Cタイヤ(ミディアムコンパウンド)には、Aタイヤと同じ構造を採用しており、ウエットからドライへのコンディションチェンジ時のグリップを強化しています。この汎用性をもつ性能により、ピットストップ間の走行時間の最適化が見込めます。

 グッドイヤーは、可能な限り多くの異なったウエット環境下でのテストをするために、7つのサーキットでテスト走行を実施しました。イギリスのシルバーストン、ドニントン、ロッキンガムのサーキットに加えて、北アイルランドのビショップスコート、ポルティマオ(ポルトガル)、モーターランド・アラゴン(スペイン)、セブリング(アメリカ)でもテスト走行を完了しました。

「4度から35度の間で変化するウエット路面でテスト走行したため、ウエットコンディションで勝つための術を深く理解しています」(マイク・マックレガー)

■グッドイヤーのウイングフット

 ハイクラス・レーシング、ジャッキー・チェン・DCレーシング、イオタ・スポーツのレーシングカーには2006年以来、初めてル・マンスタイルの耐久レースでグッドイヤーのロゴが付けられています。

 グッドイヤーのロゴには、吉報の使者を意味するローマ神話の神『マーキュリー』の“ウイングフット”が組み込まれています。この古代ローマのシンボルは、イオタ・スポーツのオレカ車に特別なカラーリングで飾られており、グッドイヤーの歴史的なカムバックを祝っています。

LMP2クラスに参戦する、イオタ・スポーツの38号車オレカ07・ギブソン
LMP2クラスに参戦する、イオタ・スポーツの38号車オレカ07・ギブソン
イオタ・スポーツの38号車オレカ07・ギブソン(左)
イオタ・スポーツの38号車オレカ07・ギブソン(左)


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