WEC富士連覇がかかる7号車トヨタの可夢偉は「今日は全力走行ではありませんでした。一方で、サクセス・ハンディキャップがとても厳しい条件だと分かりました。8号車に対抗するのは難しく、辛いレースになるかもしれません」とハンデを背負う難しさを語っている。

「明らかにサクセス・ハンディキャップによるパワー低下によるもので、大きな差がついています。この状況を何とか乗り切って、最大の成果を上げたいと考えています」

 また同じく7号車トヨタを操るふたりも「7号車にとっては辛い一日」(ロペス)、「車両のバランスは悪くなかっが、サクセス・ハンディキャップの影響で8号車には差をつけられているし、ライバルのレベリオンやジネッタに対しても厳しい状況」(コンウェイ)とコメントを残している。

 午前と午後に行われた両セッションでトップにつけた8号車トヨタの中嶋一貴は「チームは、車両のセットアップとシステム調整に一生懸命取り組みました。サクセス・ハンディキャップにより2台の車両の使用可能なエネルギー量が異なるため、注意が必要」と1日をふり返った。

8号車トヨタをドライブする中嶋一貴とセバスチャン・ブエミ/2019WEC第2戦富士
8号車トヨタをドライブする中嶋一貴とセバスチャン・ブエミ/2019WEC第2戦富士

「シルバーストンに比べて燃料使用量とハイブリッド・ブーストが少ないため、車両バランスが大幅に変わっています。エネルギー配分に合わせた新しい車両のセットアップを考える必要があり、とても複雑でしたが、ただ今日は良いスタートが切れたと思います」

 ブエミは「今日は練習走行をとてもうまく進められた1日になった。初めてサクセス・ハンディキャップを経験し、最適な車両に仕上げようと試みた」とコメント。ハートレーは「初めてトヨタのドライバーとしてトヨタの母国の富士に戻って来ることができ、うれしく思う」と語った。

 2019年のWEC第2戦は10月5日(土)に予選日を迎える。この日は9時20分から1時間のフリープラクティス3回目が行われた後、13時40分からLMP1&LMP2の公式予選が行われる。

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