「2019年は、2回目のル・マン優勝と世界チャンピオンを獲得した大変良い年で、今日の勝利がそれに花を添えてくれました。続く2020年がさらに良いものとなりますように、チーム一丸となって努力を続けます」
開幕戦シルバーストン以来、3戦ぶりに表彰台の頂点に立った可夢偉は「勝利で今年最後のレースを締めくくることができて最高です。まだシーズンは長いですが、今日の結果は本当にうれしいですし、この勢いを維持していきたいです」とコメント。
また、自車に運がなかったと語った一貴は「8号車にとっては最高の結果ではありませんが、チームとして最高の結果を得ることができました」とチームのワン・ツー・フィニッシュを祝福した。
この他、TOYOTA GAZOO RacingドライバーのWEC第4戦バーレーン後コメントは以下のとおりだ。
■7号車トヨタTS050ハイブリッド
●マイク・コンウェイ
「ワン・ツー・フィニッシュというのは最高の結果だ。レースをとおして可能な限りプッシュを続けたが、この結果はレースウイーク序盤には予想もできないものだった。素晴らしい仕事をしてくれたチーム、チームメイトの全員のおかげだよ」
「今週、バーレーンで走り始めたときは苦戦したけれど、チームがTS050ハイブリッドを見事に仕上げてくれたんだ。この最高の勝利により、ドライバーズランキング首位に立ててたこともうれしいよ」
●小林可夢偉
「勝利で今年最後のレースを締めくくることができて最高です。素晴らしい仕事をしてくれたチームに感謝します。強力なライバルとの厳しいレースになることは分かっていましたが、我々はミスなく、素早いピットストップにも助けられて着実にレースを戦いました」
「マイクとホセも素晴らしい走りでした。まだシーズンは長いですが、今日の結果は本当にうれしいですし、この勢いを維持していきたいです」
●ホセ-マリア・ロペス
「本当にうれしい勝利だ。この週末、8号車のクルーを含めたチームの全員が素晴らしい仕事をしてくれた。サクセス・ハンディキャップで非常に困難な状況にもかかわらず、ワン・ツー・フィニッシュを飾ることができたのはチームのおかげだ」
「マイクと可夢偉もいつものように素晴らしかった。今年最後のレースで勝てたので、今年の素晴らしい結果を祝ってクリスマスと新年を迎えられるのは最高だよ」
■8号車トヨタTS050ハイブリッド
●中嶋一貴
「今日はスタートから我々8号車には運がありませんでした。あのアクシデントで大きく順位を落としたため、その時点で2位が我々の目標となりました」
「その後は着実にレースを戦い、チームとしてワン・ツー・フィニッシュを果たせたのは良かったです。我々8号車にとっては最高の結果ではありませんが、チームとして最高の結果を得ることができました」
●セバスチャン・ブエミ
「我々にとってはタフなレースだった。スタート直後、目前で発生したジネッタとレベリオンのアクシデントを避けるためコースアウト、戦列に復帰しようとした時に他車と接触してしまった」
「その影響もあり、7号車に挑むことはできなかったよ。しかし、チームとしては目標だったワン・ツー・フィニッシュを果たすことができたので満足しているし、次戦のオースティンが楽しみだ」
●ブレンドン・ハートレー
「思いどおりのレースにならなかった。セブのスタートは不運だったね。前車のアクシデントに巻き込まれてどうすることもできず、その後はダメージを負った車両でレースを戦わざるを得なかったんだ」
「7号車を抜くのが難しいことは分かっていたが、彼らにプレッシャーを与え続けた。7号車はミスなく、ピットも迅速で素晴らしいレースをし、最終的にTOYOTA GAZOO Racingがワン・ツー・フィニッシュを果たせたことは素晴らしい結果だ」

