インターミディエイトタイヤの廃止に反対するチームはなかったのか、と尋ねられたマクレガーは次のように答えた。

「その理由や観点については、さまざまな疑問があったと思う。しかし最終的には全員がその理由を理解し、そこには選択肢があると考えたのだと思う」

「ただし、エンジニアに直接質問すると全員がノーと言うだろう。彼らは皆、より多くの選択肢を望み、より多くの決定を下せることを求めているからだ。彼らにしてみれば引き続き3種類のコンパウンドがあればいいと思っているだろう」

「彼らにとっては考えなければならない変数がひとつ減ることになる。問題はその次に、誰が適切なタイミングで最適な選択をするかということだ」

■「ウエットタイヤで充分に走ることができる」とアレックス・ブランドル

 LMP2ドライバーのアレックス・ブランドルは、インターミディエイトタイヤの廃止が今年のある時点でチームに頭痛を与える可能性があると信じているが、彼はこの動きを安全性への妥協とはみなしていない。

 ウエットコンディションになった場合、ウエットタイヤからシーズン中のCスペックである硬めのスリックタイヤに交換するタイミングは、すべてのチームにって重要になる。

「彼らがタイヤオプションをスリム化しようとしていることはわかる」とブランドルは先週末のWECプロローグテストに先立ってSportscar365に語った。

「去年のル・マンの序盤にインターミディエイトを使うことができた時があった。しかし、実際にはスタート時点でウエットタイヤを履き、(路面が乾いてきたら)スリックに履き替えることで僕たちは実際に大きな利益を得た」

「今年のある時点で、インタータイヤを履けていればと思う瞬間はあると思うが、おそらくは1度きりだろう。それは誰にとっても同じだ。ウエットタイヤはよくできており、路面が乾いた状態でも充分に走ることができる」

「僕たちにとっての主なドラマは、ハイパーカーとの階層化のために彼らが我々に与えたコンパウンドが非常に硬いものであることだと思う。それがもっと柔らかいコンパウンドであれば、ウエットからスリックへの切り替えはもっと簡単になるだろうけど、そうはならなかった」

「インターミディエイトの廃止は危険な動きだろうか? いいや、違う」

「それは1年の内のある時点で頭を悩ますことがあるだろうか? おそらくね」

「しかし、1年に1度だけ使うかもしれないタイヤを世界中に運ぶことを想像すれば、タイヤメーカーが『本当にチームごとのインターミディエイトタイヤを世界中に運ぶために、貨物スペースと人手を使わなければならないのか』と尋ねてくるのも理解できる。だから僕は納得した」

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