TOYOTA GAZOO Racingのチームディレクターを務めるロブ・ルーペンは、トヨタが来年、新しいマニュファクチャラーの挑戦に対して「ステップアップ」すると確信している。

「多くのテストをしたいと思うのは当然だ。ここではレギュレーションに制限され、それを完全に使いこなせていないこともあるが、ステップアップする必要があるところはするつもりだ」とルーペンはSportscar365に語った。

「私たちはそれを時間内に行い、必要な対策を講じてこれを行う」

「もちろん、一方で我々は自分たちのクルマをよく知っているはずだ。チームもうまく機能していると思う。そのレベルを維持し、これまで行ってきたように段階的に改善するように努力する必要がある」

「他の(自動車メーカーの)人たちが来るのはいいことだ。また、競争が激しくなっているのもいいことだね。(我々が)そのレベルに達していればいいが、もしそうでなければ、早くレベルを上げなければならない」

■LMHとLMDhのバランスを取ることができると確信

 技術部門のボスであるバセロンは、FIA国際自動車連盟とACOフランス西部自動車クラブのBoP(バランス・オブ・パフォーマンス)システムが、来年のLMHとLMDhのプラットフォーム間でパリティ(同等の意)を生み出すことを確信していると語った。

 北米のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権は2023年にオールLMDhのグリッドを採用するが、WECはLMHとLMDhという、ふたつの異なる規制の下で作られたクルマが混在することになる。

「そのために多くの作業が行われたと思う」とバセロン。

「技術的な面では、多くのシミュレーション活動によってコンバージェンス(収斂、収束の意)プロセスが作られ、少しずつバランスが取られてきた」

「例えば、我々の非常に高い(ハイブリッド)展開速度は、コンバージェンスを予期してすでに実装されている。モンツァで導入されたディファレンシャルのレギュレーションも、それを見越したものだ」

「技術的な面ではすでに多くの作業が行われている。今後はBoPプロセスの中でふたつのカテゴリー間のバランスを取ることになると思う。だから、それはコントロールされているはずだ」

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