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投稿日: 2015.11.09 16:22
更新日: 2016.09.15 16:25

トヨタ、石浦が念願のチャンピオンを獲得

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スーパーフォーミュラ | トヨタ、石浦が念願のチャンピオンを獲得

レース2 決勝
 サポートレースなどが行われたレース1とレース2の間も雨は断続的に降り、レース2もウェットコンディション。このため、ドライでは義務付けられていたタイヤ交換は必要なくなり、レース2(28周)もノーピットのスプリントで争われることとなった。

 午後3時、レース1とは異なり、レース2は通常通り、スタンディングスタートで切られることに。1周のフォーメーションラップの後、全車がグリッドにつき、スタートが切られるかと思われたが、5番手グリッドにつけていた小林の両前輪内から出火。すぐに火は消し止められたがスタートはやり直しとなり、小林は最後尾へと後退してスタートすることとなってしまった。

 当初の予定より1周減算の27周で争われることとなり、午後3時15分に再度のフォーメーションラップから全車グリッドに停止し、スタートが切られた。2番手、イン側最前列のロッテラーが出遅れ、その後方4番手グリッドの中嶋一貴がこれをかわすようにさらにイン側へ。アウト側からは6番手スタートのオリベイラがポジションを上げ、水煙の中、ホンダ勢を挟んでの3ワイド状態で1コーナーへ。しかし、オリベイラは行き場を失いコースを外さざるを得なくなった。中嶋一貴が2位、オリベイラ4位、ロッテラー5位、石浦6位で序盤戦へ。10番手スタートの中山が8位へと2つポジションを上げた。

 このレース、勝利でしか逆転タイトルの可能性のない中嶋一貴は好ペースで周回を重ねるも、首位の車両がさらにハイペースで逃げ、差は徐々に広がることに。

 6周目、3位を争っていたオリベイラがバックストレートで前走車をパスし、3位へ浮上。

 その後、上位3台の間隔が空きそれぞれ単独走となる一方で、4位以下は連なっての走行に。11周目に4位を走行していた車両がトラブルでリタイアしたため、ロッテラー、石浦以降、ひとつずつポジションアップ。
 しかし12周目、4位に上がったロッテラーのエンジンが突然停止。ロッテラーはコース脇に車両を停め、レースを終えることに。

 これで石浦は4位へ浮上。その後方、5位争いを展開していたロシターは、シケインで前走車をパスしようと試みたがブロックラインを取られ追突。車両にダメージを負ってしまい、戦線離脱を余儀なくされた。


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