「彼らがその2つの領域でライバルをリードしている理由もそこにある。だが、エンジンに関してはまったく無防備になった。それが彼らの戦略の弱点ということだ」
レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、F1のエンジン製造者4社がコスト、供給保証、サウンド、性能の均衡化についてのプランをまとめられないことに強い不満を示し、彼らは「時間稼ぎ」をしながら4月30日の期限がすぎるのを待っていると糾弾した。ホーナーが、いわゆるインディペンデントエンジンのコンセプトを再検討するしかないと主張していることについて、アビテブールは彼の言いたいことは理解できると述べた。
「レッドブルが望んでいるのは、まあ誰でもそうだが、競争力のあるエンジンを手に入れることだ。だから、マニュファクチャラーのエンジンでも、独立系エンジンビルダーが作ったものでも、競争力のあるエンジンが提供されるという保証さえ得られれば、彼(ホーナー)は文句を言わないだろう」
「とはいえ、マニュファクチャラーのどこかが、というか、それがかつて彼らと共に多大な成功を収めたフランスのマニュファクチャラー(=ルノー)であってもいいのだが、競争力のあるエンジンを供給できるなら、彼らがそれを受け入れるのは間違いないと思う」
「彼らはとにかく競争力を持つことを望んでいる。それも将来的にではなく、いますぐにだ。だから、その可能性を与えてくれるものであれば、FIAのインディペンデントエンジンを含めて、どんなことでも歓迎するだろうね」
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