■メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ルイス・ハミルトン 決勝=4位
今日はベストを尽くした。これだけ頑張ってプッシュしたというのにグリッドと同じ位置でフィニッシュするなんてがっかりするよ。
無線が機能しない時期があった。プッシュしていてペースもあったけど、バルテリに引っ掛かっていた。でも無線が故障していたから、その時はチームに何も伝えられなかった。
レース終盤、約束を守った。もしキミ(・ライコネン)を抜けなければ、バルテリにポジションを返すと言ったんだ。今年最初から言っているように、僕はこのタイトルを正しいやり方で勝ち取りたいと思っている。シーズン終盤になってほんのわずかの差で負けたら、違う考え方をするかもしれないけど、でも僕は正しいことをすべきだと信じている。いい行動をとっていれば、自分にいいことが起こると思っているんだ。
一時は(ポイントリーダーのセバスチャン・ベッテルとの)差が20点で、それが1点になって、今度は14点に戻った。僕らはシーズン前半戦にかなりポイントを取り損ねたと思う。でも、サマーブレーク後にもっと強くなって戻ってくることができれば、僕らが勝てるはずだ。
(ボッタスにポジションを返したことについて語り)僕は約束を守る男だ。(ボッタスに追いつかせるために)7秒ペースを落とした。(ボッタスのすぐ後ろにいた)フェルスタッペンにも抜かれてしまうんじゃないかと思って心配したけど、幸いそうはならなかった。
■レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 決勝=5位
(ダニエル・リカルドとの接触について)もちろん、あんなことは起きてほしくなかった。
すべてはターン1で始まった。スタートはすごくうまく決まったけれど、ボッタスに押し出されるような形になり、スピードを失った。
ターン2で(リカルドと)ポジションを争うなかで、ブレーキングを遅らせた。僕はイン側をキープしようとしたが、ロックしてしまい、ついてないことにダニエルのマシンの一番弱い部分に接触してしまった。
もちろんダニエルを避けようとしたけれど、残念ながらそれができなかった。
誰にもヒットするつもりなんてなかった。相手がチームメイトならなおさらだ。特にダニエルとはいい関係を築いているからね。いつもすごくうまくいっているし、笑いが絶えないんだ。
こんなことになって残念だ。ダニエルにもチームにも謝りたい。今回は大量に得点できたはずだった。ダニエルとは個人的に話をして解決するつもりだ。