「35kWの差はない。正確に数字は教えられないけど、もっと小さい。もちろんフェラーリと(メルセデス)の差は、さらに小さなものだ。我々の分析では、現在のパワーユニットの序列は、トップがメルセデスで2番手がフェラーリ、そして3番手のルノーに、ホンダが僅差で4番手に続いている。トロロッソが使っている昨年型のフェラーリ製パワーユニットが最下位であることは間違いない」

 ちなみに、そのエンジニアはGPSのデータもチェックして「低速コーナーではレッドブルのほうが我々(メルセデスF1チーム)よりも車速が速い」と教えてくれた。それでも余裕のそぶりを見せているのは、21戦すべてのサーキットに合わせた開発はできないからだという。

「たとえ低速サーキットでレッドブルに劣っていても、落とすグランプリは、モナコ、ハンガリー、シンガポールの3つだけ。それでも、そのうちのふたつで勝ったんだから問題ないよ」

本日のレースクイーン

伊達望だてのぞみ
2025年 / スーパー耐久
クイーンズエンジェルス
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