■マクラーレンF1チーム
ダニエル・リカルド 決勝=6位
グリッドへ向かう時点では雨で、それから天気がどうなるのか、誰にも確かなことは言えない。今日はそういうレースの典型だったね。スタートでひとつポジションを上げることができて、少しの間5番手を走っていた。だけど、路面が乾き始めるとフロントタイヤにグレイニングが起きて、あまりいいペースを保てなかった。
赤旗後の再スタートでは、スタンディングスタートになった場合にそれを生かせるようにと考えて、ソフトタイヤを選んだ。そして、あの長いスティントの最後まで、ソフトをうまくマネージメントしていこうと試みたけど、ちょっと無理があったようだ。前後ともタイヤの性能が落ちてきて、苦労させられたんだ。
最高のレースではなかったのは確かだよ。でも、どうにか6位でフィニッシュして、コンストラクターズポイントに貢献できて良かった。ランドも3位に入ったしね。ランド、おめでとう。彼は本当にいいレースをした。このクルマの速さが確かめられたという意味でも、最高にうれしい出来事だ。僕自身のレースペースは、特に良いというわけではなかった。その部分での取り組みを続けて、改善していく必要がある。