■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=1位
簡単にはいかなかったが、最終的にはこの困難な週末に勝利を収めることができて心の底からうれしい。彼(マテシッツ)が見たかったレースだと思う。(彼が亡くなったことが)悲しいけれど、チーム全員の週末全体のオペレーションの仕方をとても誇りに思う。ピットストップだけは例外で、あれはホイールガンの故障が原因だった。残念だけど、ああいうことは時には起こるものだ。僕たちはいつも団結して戦い、コンストラクターズタイトルもつかんだ。皆のことが本当に誇らしい。サーキットの現場にはいないけれど、ファクトリーで働いてくれている人たちもいる。今年彼らはこのマシンを作り上げることに膨大な努力を注ぎ込んだ。(タイトルを)確定することができて、皆を誇りに思う。
今日はすべての力を出し切った。困難な週末だったよ。この勝利をディートリッヒに捧げたい。彼は皆のためにたくさんのことをしてくれた。僕たちにとって今日できるのは優勝することだけだった。ピットストップの後、状況はあまり良くなかったけれど、トップの座に戻るために、全力を出し切って、限界までプッシュした。
(シーズン13勝は2004年のミハエル・シューマッハーおよび2013年のセバスチャン・ベッテルに並ぶ記録だが)今は当時よりもレース数が多いから、記録としてふさわしいとは言い切れないと思う。僕たちは最高のシーズンを送っている。でもマシンが素晴らしいときにはたくさんの優勝を飾れるものだ。たくさん勝利数を上げていることを誇りに思うが、僕自身はこういう統計をあまり気にしない。勝つことをうれしく思うだけだ。
