■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
決勝=7位(57周/57周)
とにかくパフォーマンスに欠けていて、望んでいる位置には遠く及ばない。アストンマーティンの速さが今季最大のサプライズであることに加えて、こちらもレッドブルを始めとする上位勢との差があまりにも大きい。
明るい面を見るとすれば、このマシンにダウンフォース不足以外の根本的な問題点はないことだ。バカげた言い方に聞こえるだろうけど、昨年僕たちが対処を迫られた問題と比べれば、ダウンフォース不足の解消はずっと簡単なことなんだ。僕たちは勝つためにここにいる。今季後半戦で、あるいは来季まで含めて優勝を争うチャンスを見出すために、いくつかのレース、またはシーズンの一部を犠牲にする必要があるのなら、そうするしかないだろう。
このチームにマシンを開発してパフォーマンスを向上させる力があることは分かっている。ただ、現状では望んでいる位置からはかなり遠い。早急にパフォーマンスを高める必要がある。バーレーンは少し特殊なサーキットだけど、良い方向にせよ悪い方向にせよ、コースの特性によってパフォーマンスがコンマ3秒以上振れることはないからね。
