■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・コグニザント・フォーミュラ1チーム)
決勝=2位(78周/78周)
この結果に本当に満足している。楽なレースではなかった。誰もが雨の影響で困難な状況になり、戦略的にもかなりのリスクを強いられた。
余計なピットストップ(注:ミディアムに交換してからインターミディエイトに交換)が結果に影響したとは思わない。コクピット内からでは、レースの状況を完全に読み取ることは難しい。でも、ピットストップをした周には、路面は、ターン7から8のエリア以外は、完全に乾いていた。そういう状況でインターは選ばない。小雨のようだったし、後ろには大きなギャップを築いていたんだ。だからあれは正しい決断であり、安全な決断だった。ただ、1分半後にコンディションが一変したんだけどね!
今日は、ウエットであろうとドライであろうと、優勝できるチャンスはなかった。それでもアグレッシブなレースをして、勝利をつかもうとしたんだ。マックスがミディアムでもっとひどいデグラデーションに見舞われることを期待していたんだけど、彼は50周もの間、信じられないようなペースで走り続けた。
でも僕らは彼らに近づきつつある。それは忘れないようにしよう。さあ、次はスペインだ!
(レース後の会見で語り)ハードタイヤでスタートすることで、ターン1に向けてトップに立つというチャンスを諦めた。距離が短いから、そういう判断をしたんだ。それよりも、戦略による長いゲームをしようと考えた。でもマックスはミディアムで素晴らしい走りをし、ファーストスティントをとても長く走った。それで僕たちにはチャンスがなくなった。
