ドリス・ファントールは9月15日に行われたWEC世界耐久選手権第7戦富士6時間レースで好調な走りを見せ、ハイパーカークラスで初となる表彰台を獲得したあと、BMWは「正しい方向に進んでいる」と語った。
ファントールとラファエレ・マルチェッロ、マルコ・ウィットマンの3人は、BMW Mチーム WRTの15号車BMW Mハイブリッド V8をドライブし、このレースで優勝した6号車ポルシェ963から16秒差の2位でフィニッシュを果たした。
このレースは、WECでは今季から始まったBMWのプロトタイプ・プログラムにおける最も力強いレースとなった。予選ハイパーポールではランボルギーニSC63のダニール・クビアトに妨害を受けながらも、ファントールが3番手を獲得。決勝でも、15号車は終始優勝争いに加わっていた。