TOYOTA GAZOO Racingは20日、都内で今シーズンのWEC(FIA 世界耐久選手権)と目前に迫ったル・マン24時間に向けたメディア説明会を開催し、伝統レースの初制覇へ意気込みを示した。

 今年、新型車両の「TS050ハイブリッド」で2016シーズンを戦っているTOYOTA GAZOO Racing。エンジンを昨年までの3.7リッターV8自然吸気から、2.4リッターのV型6気筒直噴ツインターボに変更し、ハイブリッドシステムのエネルギー放出量も8MJに増量、バッテリーもスーパーキャパシタに代わるハイパワー型リチウムイオンを採用するなど、大幅な改良を加えている。

 その彼らが、今最も手にしたいと考えているのが世界三大レースのひとつ、ル・マン24時間のタイトルだ。2014年のWECでダブルタイトルを獲得したTOYOTA GAZOO Racingだが、これまで30年あまりにわたって挑戦してきた24時間制覇は未だ果たせぬ夢。モータースポーツユニット開発を指揮するプロジェクトリーダーの村田久武氏は「なんとしてもル・マンで勝ちたい」と、強い思いを口にする。

「自分たちはル・マンのコースレイアウトに集中し、それに特化したクルマをずっと開発してきました」
「去年のレースで惨敗し、すべてを一新する以外に勝つ道がなかったので、去年のル・マンで最終的にすべてのコンポーネントを一新することを決断し、そこから超短期の開発を進めてきました」

「開幕戦のシルバーストンはまさにマッチングの作業をしている真っ只中で、本当にドタバタしながら走っていましたが、この前のスパではやっと走れるようになり、ようやくレースをできる状況になりました」

【次ページ以降の内容】
■スパのトラブルはオー・ルージュ特有の原因
■トヨタよ、敗者のままでいいのか

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