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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2018.01.28 17:52
更新日: 2018.01.28 21:21

IMSAデイトナ:スタートから12時間、アキュラとキャデラックが首位争う。NSXがクラストップに

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ル・マン/WEC | IMSAデイトナ:スタートから12時間、アキュラとキャデラックが首位争う。NSXがクラストップに

 タイヤトラブルこそ頻発しているものの、例年に比べ極端にセーフティカーの出動回数が少ない今回のレースは5時間過ぎに通り雨があったが、ここでも大きなアクシデントは起きず。また、マシントラブルによるリタイアもエンジンのミスファイアが発生したスプリット・オブ・デイトナ・レーシングの90号車キャデラックDPi-V.Rのみとなっている。
 
 スタートから10時間直前に発生したLMP2カーの単独クラッシュを原因とする2回目のFCYからのリスタート後、総合優勝を争うPクラスではアキュラ・チーム・ペンスキーの6号車、7号車アキュラと、マスタング・サンプリング・レーシングの5号車キャデラックDPi-V.R、ウェレン・エンジニアリング・レーシングの31号車キャデラックDPi-V.Rの4台がトップ集団として抜け出し、11時間過ぎには4台が数秒差のなかでトップ争いを展開。
 
 12時間を経過した現在は、6号車と7号車、2台のアキュラDPiがワン・ツー体制を形成しながら総合3番手の31号車キャデラックに約20秒のギャップを築いている。また、トップ4に次ぐ総合5番手には22号車ニッサンが1周遅れで続いている。

 フェルナンド・アロンソもドライブするユナイテッド・オートスポーツの23号車リジェJS P217・ギブソンもまた右リヤタイヤのアクシデントに見舞われたもののスタートから3時間以降はトップ10圏内を走行していた。しかし、スタートから10時間20分過ぎにブレーキトラブルから長時間の修理を余儀なくされ、総合15番手に後退した。
 
 レース序盤に相次いでタイヤトラブルに見舞われたマツダ勢は、マシントラブルも同時に抱えたことで55号車マツダが総合16番手、77号車マツダが18番手となっている。
 
 GTLMクラスはレース序盤からフォード・チップ・ガナッシレーシングの66号車フォードGTがトップを譲らず。僚友67号車フォードGTを従えながら3番手以下に控えるコルベット、ポルシェ、BMWなどのライバルたちをラップダウンにする快走をみせている。。
 
 GTDクラスではレース序盤、3GTレーシングのレクサスRC GT3勢が好調な走りをみせ、14号車と15号車レクサスの2台がトップ争いに加わっていた。しかし、レクサス勢は両マシンとも徐々に順位を下げ、現在は14号車レクサスが19番手、15号車レクサスが8番手を走行中だ。
 
 アキュラNSX GT3を走らせるマイケル・シャンク・レーシング(MSR)は、93号車NSXが後方グリッドから追い上げをみせポディウム圏内まで順位を上げていたが、ギヤボックスのトラブルの影響で15番手に後退。
 
 一方、僚友の86号車アキュラNSXは8時間過ぎから表彰台圏内を走行していたが、12時間経過時にはGTDクラス首位に浮上。同一周回でクラス2番手につけるGRT・グラッサー・レーシング・チームの11号車ランボルギーニ・ウラカンGT3、同3番手のポール・ミラー・レーシングの48号車ランボルギーニ・GT3とクラストップの座を争っている。

GTDクラストップにつけている86号車アキュラNSX GT3
GTDクラストップにつけている86号車アキュラNSX GT3
GTLMクラスで独走態勢に入っている66号車フォードGT
GTLMクラスで独走態勢に入っている66号車フォードGT
62号車フェラーリ488 GTEと911号車ポルシェ911 RSR
62号車フェラーリ488 GTEと911号車ポルシェ911 RSR
テキーラ・パトロン・ESMの22号車ニッサンDPi
テキーラ・パトロン・ESMの22号車ニッサンDPi
GTLMクラス3、4番手にはコルベット・レーシングの3号車と4号車のコルベットC7.Rがつけている。
GTLMクラス3、4番手にはコルベット・レーシングの3号車と4号車のコルベットC7.Rがつけている。
86号車アキュラNSX GT3を追いかける11号車ランボルギーニ・ウラカンGT3
86号車アキュラNSX GT3を追いかける11号車ランボルギーニ・ウラカンGT3
2018デイトナ24時間 12時間結果
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